マンハッタン単独卒業旅行 5日目ミッドタウン編(タイムズスクエア、テレビ局見学など)
卒業旅行も5日目。そろそろホテルの共用シャワーでお湯の出し方に慣れてきたころだったような。この日は先日と違い、体調も回復したので比較的盛りだくさんというか5000字超えてる。長い。
NBCスタジオ見学ツアー
この日に予定していた目玉イベントはNBCのスタジオ見学。海外俳優が好きなので、よくYouTubeでアメリカの番組公式クリップを見ることが多く、一度スタジオがどんな感じか見てみたいな~という思いがありました。(深夜トーク番組とかは観覧募集があったりするのですが、有名スターが出ることもあり結構大変そうで。)
NBCのスタジオ見学ツアーをググっても日本人で行く人はあまりいないのか日本語で詳しい情報が見当たらない…というのとアメリカのテレビ番組に興味がある人や海外俳優好きな人にはオススメしたいので見学方法も紹介しておきます。
上のリンクが予約サイトです。私が行った時は平日の9:40~の回だったのですが7、8人ぐらいいたし、数日前に予約した段階で行けない時間帯もあったので結構人気何じゃないかなと思います。なので行きたい人は事前に予約しておいた方がいいと思います。住所とか入力する画面があるけど、日本の住所でも大丈夫でした。
当日はロックフェラーセンターのビルの中にあるNBCスタジオのお土産ショップまで行きレジの店員に予約画面見せれば大丈夫です。上の写真の入口から入るとすんなり行けます。私は迷って別の入口から入って探し回ったんですが、警備員にNBCツアーはどこ?と聞いたら優しく教えてくれました。
これがチケットと名札。名札は磁石でとめるタイプで、しかももらえるので思い出のアイテムにちょうどいい笑
見学の流れ
テレビ局は当然セキュリティやプライバシーに厳しいので荷物検査があります。あと、ビデオと写真撮影もダメです。
初めはNBCの簡単な歴史紹介のビデオが流れ、その後テレビ局の見学になります。裏方の仕事もガラス越しから見学ができます。
個人的に一番見たかったスタジオ見学についてですが、今回はジミー・ファロンのThe tonight showとサタデーナイトライブのスタジオを見学しました!(サタデーナイトライブの方はガラス越し)回によって見学できるスタジオは若干違うらしいです。(今回は見れなかったけど、セス・マイヤーズのトークショーのスタジオも見学できるらしい)
両方のスタジオを実際見て思ったのが意外とセットが小さい(幅が長いのを想定してたら、幅は短く高さがある)!ホテルのテレビやYouTubeで見てるときはそんなに小さく感じなかったので、コンパクトな設計になっているのは新しい発見でした。
サタデーナイトライブのスタジオに行くまでの廊下には1つ前のシーズンの場面写真が掲載してあったので、「あ!!サム・ロックウェル!!」ってなんか嬉しかったです。(前シーズンでホスト回があったので)ジミー・ファロンの番組のスタジオの方は中に入れたんですが、結構観覧席の傾斜あるなと感じました。日本の番組スタジオもこんな感じなのかな…とか思ったり。
参考程度にサタデーナイトライブのスタジオの様子
お前、サム・ロックウェル見せ(以下略)ま、これでスタジオの感じが分かると思うので…
こっちはVRっぽく視点を動かせるので客席側も見えると思います。見学した時もスタジオ内は明るかったのでこんな感じです。
サタデーナイトライブといえば最近の映画だとアリー/スター誕生でレディー・ガガがミュージカルゲストで歌を披露していたシーンがありました。その時のホストがアレック・ボールドウィン(MIシリーズの長官の人。SNLではトランプ大統領のモノマネ担当)なのは笑った。
ジミー・ファロンのThe tonight showの様子
スタジオができるまでの様子です。
と、こんな感じでスタジオ見学したら最後に参加者みんなで番組を作ろうというコーナーがあります。実はこれがあるのが不安でした。何故かというと英語喋れないからということと、このツアーのレポが日本語だとなおさら見当たらなくて、どんなものなのか全く分からなかったから。ただ、結論から言うと英語喋れなくても大丈夫なパートがあったので大丈夫でした。
番組作りは深夜のトークショー風にやろうというもの。与えられる役はトークショーの司会、ゲスト、ミュージカルバンド、裏方系だとカメラやオペレーションとか。余ったら観客です。私の回は余らなかったので、私はミュージカルバンド役でした。内容は楽器持って演奏するフリ。アメリカの深夜トークショー見てる人は分かると思いますがCM直後やゲスト入場場面とかで生演奏が入ります。その役です。演奏するフリなので、ぶっちゃけ英語力0でもできる。英語がちょっとできる人は司会役でも出来そう。(1回だけアドリブでしゃべらないといけない部分がありますが、あとはカンペがあってそれを読めば大丈夫。)一番英語力がいるのはゲスト役。司会の喋りに対して自分で受け答えしないといけないのでネイティブじゃないと大変そうだな~とは思った。
なんと、ここで作った動画はツアー終了後にメールで動画が送られます!今回旅行中に撮った写真で自分が写ったのは無いのでありがたいですね。
このNBC見学ツアーはネイティブ向けということもあり(日本のガイドブックにも載ってないし英語圏以外ではマイナーだと思う)、説明がとにかく早口でビックリするぐらい何言ってるか分からなかったんですが、新たな発見もあり楽しかったです。ちなみに、ツアー終了後にはNBCのショップで使える2割引チケットがもらえるのでついでにお土産買うのもオススメです。
ジミー・ファロンの向かって右側にあるマグカップとか買えます。私は買った。
おまけ。ロックフェラーセンター周辺の写真
ラジオシティ・ミュージックホール見学ツアー
NBCスタジオ見学ツアーの次はラジオシティ・ミュージックホール見学ツアーです。ロックフェラーセンターの展望台行っても良かったのですが、この日の天気はあまりよろしくなかったことと、前日に行ったマディソン・スクエア・ガーデンの見学名札を見せると割引が効くということで行ってきました。場所はロックフェラーセンターの隣なのですぐそこです。こっちはそんなに人がいなかったので予約なしでも大丈夫だと思います。チケットを買う場所はラジオシティ・ミュージックホールのお土産屋さんです。
主に音楽ライブとかをやっている会場で、キャパが6000人近くあるみたいなのでとにかく大きい。1997年以降はアメリカ演劇界で最も権威があるトニー賞の会場にもなっています。
ということはパトリック・ウィルソンがトニー賞にノミネートされてフルモンティ披露したのもここかな…(アクアマン観てからヤバいなと思ってですね…フレディコスのSomebody to loveは歌唱力凄すぎるので見ましょう)
サラ・ブライトマンもラジオシティ・ミュージックホールでライブやったそうです。
レディー・ガガもここでライブをやったことがあるそう。
ラジオシティ・ミュージックホールの見学についてですがマディソン・スクエア・ガーデンと経営母体が一緒なのか見学ルールは一緒です。(なのでビデオはダメで写真はOK)
ロビーの様子。高さがあってオシャレな雰囲気でした。
ホール(前の方に座ったとき)
ホール(2階席の1番後ろからの眺め)ここからの眺めは高所恐怖症ってこともあって怖かったです…かなり傾斜がきつくてコケたらどないしよって思わずにはいられなかった。キャパが6000以上あるだけあってとても大きい。NBCはコンパクトに感じたので余計に感じた。
ザ・ロケッツの写真。ザ・ロケッツはラジオシティ・ミュージックホールを拠点に活動するダンスカンパニー。練習場っぽいところもツアーで見学できました。
恥ずかしながら初めて知ったので、帰って色々動画見たんですけど動きがキレッキレで凄い。いつか実際に見てみたいなぁ…
タイムズスクエア、MR.ROBOTロケ地
次はちょっと歩いてタイムズスクエアに行きました。マンハッタンといえば!ですよね。
アメリカでは2月末に公開されるヒックとドラゴン3。日本では1しかやらなかったんだよな…アメリカだとタイムズスクエアに広告出してるし温度差が違いましたね。
さすがにタイムズスクエアは観光客でいっぱいだったのと、怪しい人の多さが段違い…昼間なのでマシだと思うのですが長居はしたくないかも…という。あの広告がいっぱい並んだ風景には物凄くワクワクするんですけど。ネットフリックス作品の広告が多かったです。ネトフリ金あるなぁ~、あとは公開間近の映画だとアリータとか。
衝撃だったのがリラックマストアがあること。リラックマそんなに有名やったんか。
タイムズスクエアの一番の目的はこれでした。MR.ROBOTというドラマのロケ地です。いわゆる聖地巡礼。写真合わせた瞬間めっちゃテンション上がった、ヤバい。
MR.ROBOTは今話題のボヘミアン・ラプソディで主役のラミ・マレックが主役で出演しているドラマ。このドラマでの演技が高く評価され(エミー賞受賞)ボヘミアン・ラプソディ出演のきっかけにもなった作品です。(プロデューサーがこの作品を観て出演を打診したそう)Amazonプライムで配信中なのでよかったら是非。(S3まで配信、S4で完結予定)私はまだS1の途中で止まっているので早く進めないとと思ってるところ…本当、海外ドラマ観るの下手くそなんですよね…
MR.ROBOTはタイムズスクエアの場面もあるので事前にそのキャプチャを印刷して写真と一緒に撮影してみました。翌日も別の場所で同じことしてるんですが、アップ過ぎない写真の方がやりやすいかも。ロケ地に行くとその作品の世界観が一気に広がるので、好きな作品が旅行地にあったら行ってみるといいと思います。
そういえばここもロケ地でした。印刷し忘れた…タイムズスクエアは目立つものが多いので気づきやすいです。
グランド・セントラル・ターミナル
タイムズスクエア行って帰るのも早すぎるしなということで、ホテルまでの道のりにあるグランド・セントラル・ターミナルに行きました。アベンジャーズの決戦舞台にもなってたと思います。
外の写真
駅の中はめちゃくちゃ大きい、そして建築デザインが美しい…もともと行く予定はなかったのですが凄く良かった。マンハッタンはこういうレトロな建築物が今もちゃんと残っているのがいい。日本だと私が思い出したのは心斎橋なんですけど、あの建築はどうなるんだろうかって思ってしまった…
廊下もライトのデザイン含めちょっと薄暗い感じが良かった。日本だと薄暗いのは見えない人も出てくるので難しそう。色素の関係で欧米人の目は日本人に比べると暗い方が見やすいらしいので…欧米人が太陽の眩しい日によくサングラスしたり、洋画見ると家の中が日本の作品に比べ暗かったりするのも関係あるのかな。
このグランド・セントラル・ターミナルは観光だけでなく食事や買い物にも便利で、大きなフードコートや市場もあるので食事や食料品や雑貨買うのにちょうどよかった。ホテルが朝食出ないタイプだったので、ここで朝食の果物とか調達しました。
遅めの昼ご飯はフードコートでピタパン。デカすぎてその場で食べきれずホテルで昼夜兼用になってしまった…
アメリカに来て思ったオスカーの話
※旅行ほとんど関係ないです
グランド・セントラル・ターミナルの売店でEW誌オスカー特集があったので無事に買えました。本屋で買うつもりだったんですけど、本屋行ったら売り切れてたのかもう置いてなくて。表紙にもなっているようにアメリカのブラックパンサーの人気の高さは凄い、とにかく凄い。オスカー初のアメコミ作品が作品賞にノミネートされたということで熱が再び来たという感じで、一部の劇場で無料上映を復活させたりと日本におけるボヘミアン・ラプソディよりも凄いかもしれない。
朝の情報番組見てもブラパンの扱いは大きいなぁと思いました。SAGという全米俳優組合の授賞式がが旅行中にあったのですが、一番のキャスト賞を獲ったのもあってとにかくブラックパンサー推し。アカデミーの会員がどうするか知らないですが、あの熱気を見てると個人的には作品賞ブラックパンサーの可能性もあるんじゃないかって思っちゃうほどです。予想ではネットフリックスのローマが最有力ですが、今年はどうなることやら…少なくともブラックパンサーが獲ると初めてのアメコミ作品が受賞になるし、ローマが獲ると初めての配信作品が受賞(外国語映画賞も獲れば外語&作品ダブル受賞)という面白いことに。
日本だったらボヘミアン・ラプソディが凄くて、ラミ・マレックの受賞スピーチがSAGという賞レースに関心のない人は知らない賞でも和訳記事が流れるあたり本当に関心が高いというか、あの需要の高さは羨ましいと思わざるを得なかった。(去年私の別の推しも獲ってたんだけどなぁ…?オスカーの時しか翻訳出てない気が)といったように賞レースへの関心も日本では例年より高い気がします。作品賞候補も既に現段階で半分は日本で観れますし。ボヘミアン・ラプソディの場合は主演男優賞が一番可能性が高いと思います。(作品は諸事情で厳しいと思うのでその分…ね、)あとは技術系が組合賞で獲ったとのことなので期待してもいいかも?(音響効果、録音、編集)
最後、旅行に全く関係ない話で終わりました、すいません。
次の日は観光最終日。極寒の日に…南部エリア!MR.ROBOTの主人公エリオットのアパートロケ地にも行ってきました。そして、旅行初のレストランへ…!(マジです)